明けましておめでとうございます
本年も皆様の健康や生活の質の向上に励んでいきたいと思います
今日は前回予告しながら随分遅くなりましたが、正しい歯の磨き方についてお話ししようと思います
まずは歯ブラシの硬さ、これは普通かやわらかめ
硬めはNGでお願いします
そして握り方、これは鉛筆を持つように持って下さい
鷲掴みはNGでお願いします
そして当て方は歯と歯茎の間に真横、もしくは歯茎に向かって斜め45°で当てて下さい
そしてなるべく一本一本磨くように小さく細かく動かして下さい
この時かける力は100グラム程度が推奨されます
以上の事から、硬い歯ブラシを鷲掴みで持って力一杯大きなストロークで磨くやり方は、もしやっている人がいたら今日から止めて頂きたいです
普通かやわらかめの歯ブラシで鉛筆を持つように持って、小さく細かく100グラム程度の力で磨いて下さい
かける時間は寝る前の歯ブラシは10分位磨いて欲しいところです
朝や昼ももちろん磨いて欲しいですが、夜だけでも丁寧に磨いてもらえれば大丈夫です
これは人間が寝ている間に口の中の細菌は活動すると言われているからです
寝る前はさらにデンタルフロス(糸ようじ)、歯間ブラシ等の補助的清掃用具も使って欲しいところです
これについてはどんなものを使うかは一人一人違うので、歯科医院で自分に合った器具や使い方を指導してもらった方が良いかと思います
ただ、補助的な器具を使わずに歯ブラシだけだと約5~6割位しかお口の中はきれいになりません
なるべく補助的な器具の使用が推奨されます
今回のブラッシングのやり方は一般的な磨き方について説明しましたが、歯並びが凸凹してたりしてより専門的な指導が必要な方も少なからずいらっしゃいます
是非一度歯科医院でブラッシング指導を受けてみて下さい
それでは、本年もよろしくお願いいたします
年末年始は通常の診療は休診となりますが、電話は繋がりますので緊急時には対応させていただきます
よろしくお願いします
年末年始の休診日は、12/30(日)~1/3(木)となります。
よろしくお願いいたします。
こんにちは、急に寒くなってきましたね
今日は前回少しふれた歯周病の治し方について綴っていきます
歯周病の原因はプラークと歯石が主になってきます
そこに噛み合わせの強さ等の要因が絡んでくるのですが、基本的にはプラークと歯石の除去が第一となってきます
まずプラーク(歯垢)とは何か?
これは食べカスではないのですよ
歯磨きはしたけど全部磨けなく、歯に残った食べカスを栄養にして細菌が繁殖したもの
言わば細菌の塊になります
そしてそれが歯にずっと付着して水分がなくなったものが歯石になります
プラーク約1mgの中に細菌が1~2億存在していると言われています
そんなものが健康に良いかと言われると、、、良いわけないですよね
様々な悪い影響、特に糖尿病との関連性は既に色んなメディアで取り上げられていますね
そして、その細菌が歯ぐきの周りにあることで歯ぐきが腫れたり歯の周りの骨が溶けたりするのが歯周病です
結論としてその細菌を除去すれば歯周病は治ります
プラークの除去には丁寧なブラッシング、これにつきます
プラークは柔らかいので適切に磨くことで簡単に除去できます
ですが、この適切に磨くと言うことが思っているより難しいです
これについては次回のブログで詳しく綴っていきたいと思います
そして歯石の除去、これは自分ではとれないので歯科医院に行きましょう
歯医者、歯科衛生士が専用の器具で除去してくれます
なにも症状がなくても、たまに歯医者には行きましょう
因みに当院では歯周病の状況によって個人個人に必要な期間でメインテナンスを勧めております
ご利用頂ければ幸いです
では、今回はこの辺で失礼します
こんにちは、すっかり秋になりましたね
今日は以前のブログで書いた抜歯の理由の2つ目、歯周病について書いていきます
歯周病について、、、
なんか漠然としてますね
テーマが広すぎて何て言ってみようもない感じもしますが、まずは歯周病とはどう言った病気か?と言う基本的な事を書いていきます
歯周病、読んで字の如く歯の周りの病気、即ち歯ぐきや歯ぐきの中の骨に起こる病気です
歯は骨や歯ぐきに支えられていますが、歯周病の菌で骨が溶けたり歯ぐきが腫れたり痩せたりします
病気が進行すると骨が溶けきって歯がグラグラしてきて、最後には抜けてしまいます
さらに歯周病の菌が歯ぐきの血管から全身に周り糖尿病や様々な全身の病気になることもあります
と、言う実は怖い病気なんですね
これを治すには、まずは丁寧なブラッシングです
次回はこの辺りについて書いていこうと思います
ブログの更新が遅くなってしまい申し訳ないです